外壁塗装はどこに依頼する? ~外壁塗装と工事業者~
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外壁塗装はどんな業者に依頼すればよいのでしょうか?選び方としては、まず自社施工の業者を選ぶとよいでしょう。自社施工とは下請けや外注を使わずに自社の社員のみで工事を行うことを言います。自社施工であれば営業担当と工事をする社員とのコミュニケーションがスムーズで要望が伝わりやすいと言われています。また、中間マージンが無いので価格が安いという傾向があります。
外壁塗装の相場費用
坪数 | 塗装面積 | 相場費用 |
---|---|---|
20坪 | 79.2㎡ | 約40〜90万円 |
30坪 | 118.8㎡ | 約60〜100万円 |
40坪 | 158.4㎡ | 約80〜130万円 |
50坪 | 198.0㎡ | 約90〜160万円 |
60坪 | 237.6㎡ | 約120〜200万円 |
※1坪3.3㎡とします。
※坪数は建物の延床面積です。2階建てで1階分の床面積が10坪なら20坪の欄を参照してください。
※外壁面は住宅の延床面積を1.2倍した面積とされています。
塗料別の相場費用と耐用年数
項目 | アクリル系 | ウレタン系 | シリコン系 | フッ素系 | 無機・遮熱・断熱系 |
---|---|---|---|---|---|
1㎡あたりの相場費用 | 1〜2千円 | 1.8〜2千円 | 2.5〜3.5千円 | 3.5〜4.5千円 | 5〜5.5千円 |
耐用年数の目安 | 2〜3年 | 5〜7年 | 7〜12年 | 10〜15年 | 15〜20年 |
基本的に、価格が高くなるにつれて耐用年数が長くなってきます。つまり、長持ちする分価格も上がっていくという事になります。
しかし安い価格だからと言って選んでは、塗り替えの頻度が高くなるためかえって費用がかかる可能性もあります。安易に安い塗料に飛びつかないよう注意しましょう。
優良な塗装業者と最適な塗料を選ぶ
価格の安い自社施工企業以外にも、施工実績を写真等で公開している業者やアフターフォローまでしっかりしている業者を選ぶようにしましょう。
また、高い技術力を持った職人と素人仕事の職人では圧倒的に前者の方が長持ちする外壁塗装、屋根塗装をしてくれます。
特に屋根の形状は様々で瓦屋根、トタン、スレートなど種類によって塗装方法が異なってきます。そういった理由もあり、建設業許可と塗装技能士資格を持っている職人がいる業者を選ぶようにしましょう。塗装技能士1級の受験資格は、実務経験が7年以上無いと受けられず合格には高い技術力が必要になります。なので、塗装技能士1級の資格を持った職人がいる業者はかなり信頼度が高いです。
以上のことを目安として、費用相場、価格、塗料の種類、技術力、信頼度を加味して業者を選ぶようにしましょう。